メンテナンス
〜 お口の健康を維持するために 〜
メンテナンスはどのくらい必要?
「検診は必要?」
「4ヶ月ごとに通ってクリーニングしてるから安心」
「初期の虫歯が見つかった・・・麻酔しなくて1回で終わった」

メンテナンスの必要性
お口の中には良い菌・悪い菌と合わせておよそ400~700種類の細菌がいます。
お掃除が充分でなかったりすると細菌がネバネバした物質を作り出し、歯垢となります。この歯垢は取り除かないと硬くなり、歯石と言われる物質に変化し歯の表面に蓄積され、歯周病などの問題をひき起こします。
歯石は歯ブラシでは取り除くことができません。痛み・腫れなどの自覚症状が起きてからの治療は、治療内容が複雑になり、治療期間も治療費も増してしまいます。お口の中は痛みや自覚症状がなくとも問題を起こしていることが多いのです。
しかし、虫歯や歯周病は予防が可能な病気です。
虫歯や歯周病を予防するためには「バイオフィルム」と呼ばれる汚れを落とさなければなりません。このバイオフィルムは非常にやっかいなことにリンス剤で口をゆすいだだけでは除去できず、丁寧に行う歯磨きですら完全には落とすことができないのです。
そこで毎日のセルフケアと歯科医院でのプロフェッショナルケアが大切になります。
当院では定期検診をおすすめしています。定期的に受診していただければ、口腔内をチェックし、早期発見・早期治療につなげることができます。また定期検診では歯のクリーニングを行うのでプラークや歯石を落とすことも予防につながります。
これからは治療しないために定期的にお口のチェック・セルフケアのチェックにお越しください。
「ブラッシング指導」
歯磨きはただ磨けばよいというものではありません。
虫歯・歯周病を予防するためには正しいブラッシング方法が重要です。
多くの方は誤った磨き方で肝心の「汚れ」はほとんど落せていません。
当院ではこの適切なブラッシング指導、「歯間ブラシ」や「デンタルフロス」の適切な使い方も積極的にお伝えしております。
また口の中を清潔に保つためには、適切な歯磨き習慣に加え、歯科医院で行っているPMTCと呼ばれる、専用機器を用いて行う歯のクリーニングを受けることをおすすめします。
PMTCを受けられることで、毎日の歯磨きだけでは落とすことができない汚れを除去することが可能となります。